04「熊本の城下町・新町にある老舗料亭」 料亭倶楽部 喜楽

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創業130年の歴史と伝統

趣のある古い建物が建ち並ぶ熊本の城下町・新町。その一角に建つ「喜楽」は、明治20年創業、130年の歴史を持つ老舗料亭です。初代が馴染みのお茶屋を引き継ぎ、後に、隣接する旧藩主・細川家の別邸を譲り受けたことが「喜楽」の始まりだとか。

四季折々の食材をふんだんに使った彩り豊かな料理と、歴史ある建物に、ステンドグラスやアンティークのインテリアなど随所に洋を配したレトロモダンな空間が魅力です。

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地震前と変わらず、熊本の料亭文化を伝え続ける

「今回の熊本地震では、建物の土壁が崩れたり、屋根瓦が落ちたりと大きな被害を受けました。地震直後はショックでしたが、〝私たちの代で喜楽の歴史を終わらせる訳にはいかない〟と、すぐに前を向きました」と、四代目代表・堺公二さん。従業員全員が先を見て、各々ができることを率先して行ったそうです。

そして5月21日、喜楽は営業を再開。「お客さまからのお見舞いや、アルバイトの大学生のボランティア、業者の方からの励ましなど、たくさんの方々が支えてくださったおかげです」と堺さん。「地震が起きたからこそ、喜楽を愛してくださる方たちの思いも改めて感じることができました。料亭の中にはやむを得ずお店を閉じられたところもあり、新町の料亭は喜楽だけになりました。残念ですが、こんな時だからこそ、私たちは熊本の料亭文化を次世代に伝え続けていかなければならない、との決意を新たにしました」

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熊本県民の誇り〝熊本城〟の復興を願って

熊本の復興への思いは?との問いに、「何より、熊本城の復興が第一。熊本城は県民の誇りです。今後の復興のシンボルになると思います。今回大きな被害を受けた熊本が、復興を経て、地震前よりも美しく素晴らしいまちへと生まれ変わると信じています」と答えてくれました。

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左が四代目代表・堺公二さん、中央が五代目代表・堺則喜さん

最後に、五代目代表・堺則喜さんに、熊本の好きなところを聞きました。「食べ物がおいしい。喜楽の料理には、旬の熊本産食材をたくさん使用しています。ぜひ、その味わいを確かめにいらしてください」

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◆食事会や冠婚葬祭の会場など気軽に利用を

喜楽は、家族や友人との食事会のほか、結婚式や各種お祝い事、法事などあらゆる場面の会場として利用できます(要予約)。詳細は電話で問い合わせてください。

料亭倶楽部 喜楽  電話:096-354-0522

熊本県熊本市中央区新町2丁目11-29 http://www.969.bz

※掲載写真には地震前に撮影したものも含まれています。料理写真はイメージです (2016年6月取材/取材・文   溝尻亜由美)

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